トヨタがサイドミラーレスの車が出したのでメリットとエンジニア目線で語る
どうもぴろしきです!
トヨタからついにミラーレス車が出ました!🚙
正確にはレクサスのESにオプションで搭載できるデジタルアウターミラーというものです!やっぱり新しいものというのは期待もあれば不安もあるということで色々な意見が出ていますがメリットデメリットについてエンジニア目線で考えていきたいと思います✨
量産車で世界初!トヨタよく頑張った!
今回レクサスESから導入されるデジタルアウターミラー、正直エンジニアの僕はビックリでした!なぜか?それは日本で初導入だからです🗾
大体いつもこういうイノベーションは車の元会社(トヨタや日産)ではなく、その下請けに当たるサプライヤーが技術を持っています。🔩
しかもこういう新しいものは海外メーカーが多いです。
日本はいい意味でも悪い意味でも保守的なんですよね、新規性の高いものに対してはかなり多くの検査やレビューを繰り返してようやく導入になるので実際イノベーションから量産までかなりの年数がかかってしまい、億劫になってしまいます。
逆にこの慎重さが日本車の安全性や壊れにくさにつながっているのです。
だから最新技術は大体会社の方が先に導入されていくことが多いです。
レクサスで世界初導入と聞いてモノづくりサイドは「よくあのトヨタがGOだしたな!」そう言われてもおかしくないくらいトヨタの基準は高いのです👨
メリットデメリットは?
まずはメリットですけど一番言われているのは燃費の向上です!
車の形を見ればわかるようにミラーははみ出している分だけ抵抗になり、燃費に影響します。
ミラーレスにした分だけ外にはみ出ている体積が減らせるので、実燃費に良い影響を与えます🚘
次に視認性の向上です!
ミラーはその名の通り鏡なので一定の部分しか映らないです。教習所で習うように死角ができます。
対し、カメラの場合は広角にすることが可能なので死角をだいぶ改善することができます事故を減らすことができますね!
またカメラと効果は同じなので日差しの映り込みや暗い夜間、雨の日などミラーが苦手とする部分でも視認性を向上させられます!
そしてデメリットもあります!
それはコスト高です!
鏡→カメラなのでまだまだコストに跳ね返ってきます。
そして、もう一つは認知速度!
不思議なことにミラーで直接物をみるのとカメラ越しに画像でみるのでは若干認知速度が遅れるそうです。
ただこれもコンマの世界なのでそこまでデメリットにならないです。
そしてよくネットで騒がれるのは「壊れたらどうするの?」っていうこと。
安全性はどうなの?
僕がエンジニア目線でこの壊れることに対する不安に回答すると、まあ基本問題ないだろ!笑
考えてもみてください。
皆さんが考えていることを想定してないと思いますか?
正直エンジニアはそんなこと起こりえないだろってところまで考えて対策しています(ごくごくたまに漏れるけど笑)
しかもメーカーの中でも特に厳しいとされるトヨタが出したわけですからなんら問題ないと思っています。
こういう新しいチャレンジこそデメリットをみるのでなく、メリットをみてあげることって大事だなと思います!便利なことの方が多いし😏
まあそれでも壊れたならしゃーない!
バックミラー使えばええやろ😏
そんななげやりなこと言っちゃうぴろしきでした(*´▽`*)笑