【北国の奇跡】地元でキャビア商品化に成功~40年の物語に迫る!~詳細はコチラ!
おはようございます、ぴろしきです(^^♪
今日はこちらの話題から!
北海道、美深町で「北海道産キャビア」の商品化に成功した、という内容です。
商品化にかかった歳月は、な、なんと40年!
一体どんな物語があったのか?
その過程に迫ってみました(^^)/
■そもそも、「キャビア」ってなに?
本題に入る前にまず、「キャビア」とは何かを確認しておきましょう。
キャビアとは、チョウザメの卵巣をほぐしたものの塩漬けです。
主な産地はロシア、イランの国境沿いのカスピ海、中国国境沿いのアムール川。
その価格は、中国の養殖もので最高級品が100gあたり27万円!(2020年時点)。
まさに、世界3大珍味と呼ばれるにふさわしい一品です。
このキャビアを、美深町はなぜ養殖しようと考えたのか?
そこには一言では語れぬドラマがありました。
■チョウザメにかけた夢~40年の想い~
ことの始まりは1963年。
ロシアとの友好の証として、チョウザメの稚魚とアユの卵が交換されました。
そこから、稚魚を育てること20年。
1983年に、美深町の三日月湖に300尾を放流したのが養殖の始まりです。
しかし、そこからがまた大変。
キャビアが取れるにはそこからさらに8~10年かかるのです!
初の採取に成功したのは放流から10年後の1993年。
1997年には本格的な飼育施設兼展示館の「チョウザメ館」がオープン。
そこからさらに時がたち2021年、ついにキャビアの商品化が成功したというわけです!
当初から携わってきた人の気持ちを考えると、涙が出てきそうです。。。
■地元の料理
そんな、美深町の想いの結晶であるチョウザメ。
地元のびふか温泉で、キャビアやチョウザメの料理が堪能できるそうです!
ぴろしきもここまで書いていて、ぜひ実際に味わってみたくなりました。
チョウザメ堪能プラン(平日 1室2名様以上 9,250円~)が用意されているとのこと。
一生に一度は訪れてみたいです!
■今後の展開~物語を前面に押し出してほしい!~
これから、北海道産キャビアが売り出されていくにあたり。
ぴろしきはぜひ、それまでの「物語」もアピールしてほしい、と考えています!
今やいいものが世にあふれている昨今。
人が興味を持つのは、そこに込められた「想い」「物語」だと思っています。
商品化までの40年の想い、これからのイメージなどもたくさんアピールしてほしい。
ぴろしきのように、そこから興味を持つ人を今後も増やしていったほしいです!
それでは今日はこの辺で。
ぴろしきでした~(^^)/
【参考】
キャビア - Wikipedia
マチの挑戦40年で結実 温泉で「キャビア」売ります(STVニュース北海道) - Yahoo!ニュース
【美深町】廃校も活用し「チョウザメ」を産業に!元地域おこし協力隊の今。 | 北海道の人、暮らし、仕事。 くらしごと