ぴろしきの、世の中の小さな楽しみ♪

食、ビジネスや気になったニュースなどを取り上げていきます。

【食事の常識が変わる?】人口ステーキ肉への挑戦とは!?詳細はコチラ☆

おはようございます、ぴろしきです(^^♪
今日は、こんなニュースから!

人工でステーキ用肉を作り出そう、という挑戦のお話です。

www.youtube.com

こちら、あまり話題にならないけど、実は社会を大きく変え得るのでは!?
と、思ったので調べてみました!

■「培養肉」とは!?

このプロジェクトで行われているのは、肉を人工的に作り出す試みです。
ただ、人口肉自体は以前からもあったようです。 
それらは、主に以下の二つ。

・植物由来の「代替肉」

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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%A3%E6%9B%BF%E8%82%89
・動物の細胞を増殖して作る「培養肉」

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https://wired.jp/2019/04/02/confounding-climate-science-of-lab-grown-meat/

培養肉の流通はまだまだこれからかもしれません。
一方、代替肉の方は徐々に市場に浸透し、存在が一般的になってきました。

しかし、代替肉はあくまで「植物」であり、本当の肉ではありません。
また、培養肉は「ミンチ肉」でありステーキなど塊肉使用の料理には応用できません。

今回の挑戦は、その壁を突破する試みです。
いかに本物の「塊肉」を作るか?というものです!

■コラボの理由!

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https://www.nissin.com/jp/sustainability/feature/cultured-meat/

もともと、日清食品では培養肉の研究が進められていました。
本物の肉を生産するには家畜の放牧が必要です。
その過程で、温室効果ガスが大量に排出されるため問題となっていたからです。

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https://www.nissin.com/jp/sustainability/feature/cultured-meat/

上の図のように、肉の培養には技術的なステージがあります。
日清食品グループは17年8月から、最難関の培養ステーキ肉の研究を開始しました。

そこで手を組んだのが、東京大学です。

日清食品には、「美味しい食品作り」のノウハウがある。
東大には、「新技術開発」のノウハウがある。

これらを掛け合わせることで何が生まれるのか?
よりリアルな筋組織で美味しく安全な培養肉が作れるのです!

■人が好む肉を作れる!?課題は安全性の周知か。

・メリット

培養肉が広まることによるメリットは計り知れない、と思います。
・放牧、畜産の必要が無くなる。
温室効果ガスの削減が見込める。
・放牧に必要な広い土地が不要になる。

今思いつくだけでも、これだけのものが挙げられます!

・デメリット

一方でデメリットは、こんな感じでしょうか。

・今まで放牧、畜産に携わっていた人たちが職を失う。

→しかしこれは、新技術が誕生した際の歴史を見る限り必然。
馬車が車になったり、切符が自動改札機になったり、ですね。
一つの仕事が不要になれば、より他に必要とされる職種へ人が回ることができます!

・安全性への不安

培養肉は「人の手により、研究所で作られた肉」です。
どうしても最初は、安全性に疑問を持たれると思います。
(この記事を書いているぴろしきですらそうです。
最初からすぐ受け入れられるか、というと自信はありません。)
そこをどう払拭していくか?が、課題ですね。

ただ、色んな新技術がそうであったように、最初は受け入れられないものです。
本当に理にかなったものであれば、時間はかかれど必ず浸透するでしょう。
そうして、新たな常識が作られていくと思います!

培養肉によって、食事の常識が変わる世の中を楽しみにしていましょうー!
それでは、またね~(^^)/