中国が達成した偉業「火星着陸」とは!?詳細はコチラ☆
おはようございます、ぴろしきです(^^♪
今日は科学のニュースから!
2021年5月15日、中国が、宇宙分野において史上3か国目となる偉業を成し遂げました。
その出来事と、そこに含まれる意義について紹介していきます。
■中国が達成した偉業とは?
中国が成し遂げた偉業。
それは、「探査機を火星に着陸させる」ということです。
中国国営新華社通信によって着陸のニュースが伝えられたのが5月15日の午前。
過去に探査機の火星への着陸を成し遂げたのは、旧ソ連とアメリカの2か国のみです。
火星への着陸は難しく、過去に欧州宇宙機関や日本も挑戦し、失敗しています。
■火星着陸の難しさ
引用元:空と宇宙の境目はどこですか? | ファン!ファン!JAXA!
なぜ、火星への着陸は難しいのか?
その理由は、火星の大気の薄さにあります。
火星の大気は地球の1%ほどしかありません。
そのため、パラシュートを開いても十分に減速できず、探査機は地表に激突してしまうのです。
それを防ぐには、地表近くでロケット噴射をし減速させるしかありません。
しかし、そこにも火星ならではの課題がありました。
■ロケット噴射が困難なワケとは?
引用元:
太陽系・太陽系のしくみ│宇宙ワクワク大図鑑│宇宙科学研究所キッズサイト「ウチューンズ」
ロケット噴射が困難な理由は何か?
それは、火星と地球との物理的な距離です。
火星は月よりもはるかに遠く、通信には片道10分以上かかります。
その間にトラブルが起きても、地球からは対処する術がありません。
今年2月に着陸を成功させた米航空宇宙局(NASA)ですら、火星の大気圏突入から着陸までの時間を「恐怖の7分間」と表現したほどです。
■中国が成し遂げたこと
今回中国が成し遂げたこと。
それは、火星への「探査機の着陸」だけではありません。
着陸した探査車に地表を走らせるというミッションも成し遂げました。
これは、先行したアメリカやソ連の計画とは一線を画す、常識外れの達成といえます。
今や中国は、世界をリードする経済、技術大国になりつつあるといって良いでしょう。
今後も、この国の動きには目が離せませんね!
それでは今日はこの辺で。
またね~(^^)/