毛皮の使用取り止め!新たな時代に向けた、ファッションの取り組みとは~
出典:北海道観光公式サイト GoodDay北海道
おはようございます(^^)/
ぴろしきです♪
今日は、ファッションの話題から!
毛皮の使用を取りやめることを宣言したカナダのファッションブランドについてです。
個人的に、このブランドの決定には大きな意味があると思っています。
それではさっそく、見ていきましょう♪
■毛皮の問題とは?
本題に入る前に。
まずは毛皮の問題について、簡単に紹介します♪
毛皮は元々、防寒着として昔から使われてきた素材です。
人々がまだ洞窟に住み、石器で生活していた時代。
毛皮は、動物の肉を食した後に残るものを有効活用するものでした。
出典:日本皮革技術協会
それが今、毛皮を取ること自体を目的に動物が管理されています。
その飼育環境が非常に劣悪で動物たちへの負担が大きいこと。
そして、毛皮をなめすための薬品が環境汚染や健康被害を発生させていること。
これらが重なり、今、毛皮の生産を見直そうという動きが世界的に起きています!
■カナダのダウンジャケットブランドが取り組む意味♪
そんな中、毛皮の利用について大きな一石を投じたブランドがあります!
それが、カナダのファッションブランド「Canada Goose」(カナダグース)。
こちらは、カナダ製の防寒ダウンジャケットで知られるブランドです。
出典:https://ideasforgood.jp/2021/07/16/canada-goose/
そんな「カナダグース」が2021年6月に発表した方針。
それは、製品への毛皮の使用を「2022年末」までに取り止める、というものです!
■このブランドが取り組む意味
毛皮製品の使用を取り止める、という動き自体は珍しいことではありません。
プラダやグッチ、ヴェルサーチェなどのブランドはすでに毛皮の使用を止めています。
また、ロンドンファッションウィークではモデルに毛皮の服の着用を禁じています。
しかし、これらと、今回のカナダグースには決定的な違いがあります。
それは、このブランドが「毛皮製品をメインにしているブランド」だということです!
出典:隠者ガリオの自然日記
カナダグースのトレードマークは、「ダウンジャケット」です。
そんなブランドが毛皮を使わない、というのはかなり大きな決断だと思います!
現代では、毛皮に代わる「フェイクファー」や化学繊維などの開発が進んでいます。
実際の毛皮を使わずとも防寒できる土壌は整っています♪
こういった動きをきっかけに、環境問題について興味を持つきっかけにしたいと思います♪
以上、ぴろしきでした~(^^)/